監督 |
熊澤尚人 |
脚本 |
まなべゆきこ |
配給 |
東宝系 |
公開 |
2014年 |
人はなぜ映画を作るのか
私が少女漫画原作の映画に感じる違和感は、恋愛至上主義の世界観。思春期の少年少女にとって、恋愛や肉体的接触が1番の関心ごとなのは理解できる。でも彼氏に依存して自分が空っぽのまま生きても虚しいだけだし、結婚したって人生は続くのだから、興味のある事・やりたい事があった方がいい。むしろ結婚なんてしなくても充実した人生は送れる。自分の基礎を固める時期、渦中にいる少女達にそれを教えるのは大人の役目だと思います。
会う人や読んだ本で人格が形成されていくのと同じように、映画も人生に影響を与えるはず。1本の映画で180度、人生が変わってしまうこともあるかもしれない。私は映画の可能性を信じます。だから、たくさんの大人が関わって映画を作る中で、子どもの恋愛至上主義を肯定するだけのお話にはして欲しくない。そういう点で、この映画は少女が自分の人生を考えて進み、その上で自分を愛してくれる人を獲得するという、良心的なお話と言えるのでは。
胸キュン度 |
50% |
女のために、男が待つと言えるのがいい。でも待ってたらおっさんになるよ? |
共感度 |
50% |
小松奈菜ちゃんのロボットキャラは愛着が持てます |
寸止めドキドキ度 |
60% |
山Pより・・新井浩文と一緒に住んでるところにドキドキ。絶対やられちゃう |
山あり谷あり度 |
50% |
男のために料理をするより大事なことがあるって気づけるといいよね |
俳優の魅力 |
40% |
山Pは胸筋を相当鍛えている。私の好きな浩文は髪型が山姥みたいなんだけどなぜかね? |
レクターのレビュー
個人的には記念碑的作品
「少女マンガ映画」という呼称を自分は「戦争映画」や「恋愛映画」というような、映画の中の一ジャンルの呼称としては使用していない。言うなれば「映画」と「少女マンガ映画」という具合に、一般的な映画とははっきりと区別されるものだと認識している。というのは、映画製作の到達点が違いすぎるから。脚色時点で流行のシチュエーションを列挙し、それを過剰な演出で映像化していく。クオリティーは野となれ、山となれ。ヒットするか否かは広報部隊の腕次第。そんな現実に気付いたのは劇場で本作を観て、お姫様だっこのシーンでシューゲイザー風の音楽がかかるとち狂った演出を体感してから。もう、真面目に「少女マンガ映画」を「映画」として認識するのは止めた。しかし、本作はスローモーションやらを酷使し、「映画っぽさ」を残そうとしている。それは、作り手の悪あがきだと思う。もっと映画以外のものになってしまえ!
胸キュン度 |
10% |
役者の芝居があれすぎて |
共感度 |
1% |
山P、情緒不安定じゃない? |
寸止めドキドキ度 |
5% |
机の下でチューするシーン、ドキドキはしないが、バレてるだろうと思った |
山あり谷あり度 |
30% |
勝手に別れて勝手にくっつき直すパターンはドラマというのか? |
俳優の魅力 |
20% |
でも、日本映画って同じ人ばかり出てますよね |
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