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好きって言えない!30代の少女漫画シネマレビュー

毎週土曜日、更新!レクター&クラリスによる30本の胸キュンレビューです

第6回「ちはやふる 上の句」を30代男女が勝手にレビュー 広瀬すず 野村周平 真剣佑

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監督 脚本 小泉徳宏
配給 東宝 公開 2016年
主演 広瀬すず 野村周平 真剣佑
クラリスのレビュー

ひとりでいたっていいじゃない
 SMGC(少女漫画原作シネマ)系のドツボにはまったパターンだなと開始5分で思いました。笑わせようとするシーンがわざとらしくて笑えない、映画に出てこない背景をセリフで説明しすぎて不自然、とにかく展開を追うだけで見ていてつまらない。これは私だけの意見ではありませんよ、おそらく広瀬すず目当てで来たのであろう男子高校生グループが1時間過ぎたあたりから、おしゃべりを始めてしまいました。ほらね未来の映画人口をこうやって失っていくのですよ東宝さん!
 仲間の大切さを描いているけれど、カルタに限らず競技をする人がつらい練習に耐えられるのは、その競技自体の楽しさや、努力で過去の自分より強くなる気持ちよさのためでは。自分をあだ名でしか呼んでくれない仲間は、競技のモチベーションになりえるのでしょうか。私は友達はいても仲間は持ったことがない人間なので、分かりません。
 こうなったらもう広瀬すずの輝きを老若男女で拝み倒しましょう。広瀬家のお母さん美少女を二人も産んでくれてありがとうございます。

胸キュン度 10% 「耳の良さ」を体感できるのは映画ならでは。無音になるシーンは好き
共感度 3% 仲間がいるからという理由で何かをしようと思った事がないのです
寸止めドキドキ度 0% ジャージ着ても歯を食いしばっても白目向いても、広瀬すずは可憐
山あり谷あり度 10% 最後の太一の運命戦は、カルタのゲームとしての面白さを体感できましたよ
俳優の魅力 50% すずの輝き。SMGC系は脇役若手の楽しみもあり。清水尋也って満島ひかりに似てる
レクターのレビュー

若い役者の代表作は青春映画であるべき
 個人的な嗜好はさておき、『バクマン。』と本作は今後のコミック原作映画の指針となるのではないか。つまり、VFXによってコミックの過剰な空気感を微調整していく手法。言うなれば、デヴィッド・フィンチャーの諸作に似ているかな。普通にやれば深夜番組のコントに見えるような台詞回しも、人工的な画面の中では違和感なく聞いていられる。高校生役のキャストの演技はボルテージを上げるばかりで疲れるものの、少し空回りしているくらいが青春映画として丁度いい。反対意見もあるだろうが、『海街diary』ではお人形のように撮られて目が死んでいた広瀬すずが、ようやくスクリーンで魅力を発揮したと言えるだろう。十代の俳優の代表作は青春映画であるべきだと、ジョン・ヒューズ信者として願う。それでも、スーパースローと逆光の多用という、少女マンガ映画特有の悪しき光景が、ここでも見受けられるのは流石にうんざり。キャストが好演すればするほど、それを阻害するような演出がまかり通っているのが疑問になってくる。また、二部作の常として、後編がよりつまらなくなるであろうとも予想できてしまって・・・。

胸キュン度 5% 僕は原作ともどもスポ根ものと捉えているので
共感度 65% 部長は悩める凡人達の鏡
寸止めドキドキ度 5% そういうシーンはないわな
山あり谷あり度 10% 開始30分程でラストまで予測できますよ。後編へのヒキも含め
俳優の魅力 60% 僕は『海街diary』を買わないので、すずちゃんの代表作はこっちだと思う

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