好きって言えない!30代の少女漫画シネマレビュー

毎週土曜日、更新!レクター&クラリスによる30本の胸キュンレビューです

第19回「ヒロイン失格」を30代男女が勝手にレビュー フジテレビドラマ「好きな人がいること」放映記念!

監督 英勉 脚本 吉田恵里香
配給 ワーナー・ブラザース映画 公開 2015年
主演 桐谷美玲 山崎賢人
クラリスのレビュー

みんなに美玲ちゃんを好きになってもらうための映画
 もし私が桐谷美玲に生まれていたなら、それはモデルになるしかなかったでしょうね。あんなに手足が長くて細くて顔が小さくて目がぱっちりしていたら、ごく自然な流れでその才能を生かした職業につくでしょうね。そんな美玲ちゃんが2人の男の間で揺れ動く主人公を演じて、映画の観客である普通の女の子達は感情移入できるのか?そりゃ、それだけ綺麗なら山崎賢人でも坂口健太郎でも付き合えるでしょうね!って冷めてしまいそう。
 ところが、これは美しい桐谷美玲をとことん落とす映画なのです。美人なのに男に振られてブス(という設定)に取られて、どうして私がと地団太踏み、CGを使いまくって貶めます。下へー!下へー!「美人なのに」の山が普通より高いので、谷が深くて面白い。漫画原作の映画ならこれくらい思い切りやってくれた方が楽しめますね。
 と思っていたら、後半は普通にウダウダ言う恋愛映画に変身。えっ!さっきまでの勢いはどこへ。やっぱり、これやらないといけないのか。恋に悩んでウダウダするの大嫌いです。

胸キュン度 10% 山崎賢人にはピンと来ないけど、私は我妻三輪子が可愛いと思う。三輪子キュン
共感度 40% 美玲ちゃんより普通の子の方がいいでしょっ!ね!という女子の共感をグイグイ押してくる前半
寸止めドキドキ度 0% 覚えてないくらいの、どうでもいいキスシーンだった
山あり谷あり度 30% 前半と後半で全然違う映画になってる
俳優の魅力 50% 福田彩乃って美人だし器用だね。ブス役が出来る我妻三輪子。三輪子~!
レクターのレビュー

お休みです。

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