第23回「四月は君の嘘」を30代男女が勝手にレビュー
監督 | 新城毅彦 | 脚本 | 龍居由佳里 |
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配給 | 東宝 | 公開 | 2016年 |
主演 | 広瀬すず | 山崎賢人 |
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クラリスのレビュー
弾けなくなったら本末転倒
ひとことで言うと、刹那の時間を必死で生きている少女に感化され、亡くなった母の呪縛から解き放たれて音楽に取り組めるようになる男の子のお話。あっ言っちゃった、いいか原作あるんだし。明るい画面に江の島ロケして人気俳優が出てきて、そんなお話が展開されます。
自分の死を意識し、残りの時間をどう使うか考えたとき、人は今までできなかったようなエネルギー出力をするのだと私も思います。だからこそ、檀れい演じる母親に疑問が。息子と過ごせる時間が残り少ないなら、お話したり絵本を読んだり甘えさせてあげたいと思うのでは。ピアノは信頼できる先生に後をお任せして・・芸術家はどうしても自分でやりたいものなのでしょうか。物語のそもそもの発端である、この件が納得できないので全てが泣かせるためだけに作ってるように思えてしまいました。
と言いつつ、病気の子が学校に行きたいと思う気持ち、お母さんを感じながらピアノを弾くとこ、ほか1シーンで泣きました。泣かすシステムに負けたようでなんか悔しい。
胸キュン度 | 10% | 石井杏奈の告白シーンに泣いた、可愛すぎて。この人E-girlsって知ってびっくり |
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共感度 | 5% | はっちゃけたい気持ちは分かるけど、相川七瀬みたいな髪型すずに似合ってない。黒髪メガネの方が可愛いやないの |
寸止めドキドキ度 | 1% | 序盤、広瀬すずのスカートがめくれるシーンくらいですかね?男子はうれしいのかな |
山あり谷あり度 | 20% | 最後、泣かせにかかってすずのシーンをダイジェストして繰り返すのは本当に蛇足 |
俳優の魅力 | 30% | 私がこれから目指すべきは大人のエレガント板谷由夏なんだなと思った。石井杏奈は朝ドラ女優になれますね |
レクターのレビュー
広瀬すずのアニメ声にバカな童貞は萌えるのだろう
正確には少女マンガではなく少年マンガ、なのだがテイストは全くもって少女マンガ。それは少女マンガの文法が一般化したことによる…などとは書かない。そんなことは30年前からすでに語られてきているからだ。そして、本作の場合は羽海野チカのエピゴーネンのあり方が堂々としすぎていて、逆にツッコミが入らなくなっているだけとも言える。他にも『ピアノの森』とか、色々パクってるけど。まあ、そういうわけで原作からして白けて読んでた(でも読んでる。マンガ喫茶は好きだから)身からすれば、最初から話の期待値はゼロだった本作、楽しみは俳優と技術の仕事だけだったのだが、広瀬すずのアニメ声にただただ言葉を失った次第である。誰か矯正してやれよ。あの子、バラエティー出てるときあんな声じゃないじゃん。山崎賢人はもちろん、オタクのコスプレをしているチャラ男にしか見えず、その友人のサッカー部員は終始フッラフラしてて目障り。提案なんですが、日本の10代から20代前半の俳優なんてこんなもんなんだから、もっとキャリアのある人たちに若作りさせて高校生役をやらせるハリウッド方式を採用してみては?
胸キュン度 | 0% | 胸キュンなどない |
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共感度 | 0% | 誰にも共感など覚えない |
寸止めドキドキ度 | 0% | ドキドキなどしていない |
山あり谷あり度 | 1% | 少なくとも人が死んだりはする |
俳優の魅力 | 0% | 何も感じない |