監督 |
橋本光二郎 |
脚本 |
不明 |
配給 |
東宝 |
公開 |
2015年 |
11月にアニメ版再編集の映画公開があるそうです
SMGC*はヒロインと相手役のツーショットが定番ですが、orangeはおしゃれ制服の高校生男女たちがメインビジュアル。ではグループ内で交差する恋愛の話かと思ったら、これが全然違う。「心の病に苦しむ人を周りはどう支えればいいのか」という、思ってもみない球にびっくりです。
恋愛部分はライバルのモテ系先輩・体育祭・文化祭・花火など定番中の定番。しかし「未来の自分からの手紙が来る」というSFチックな要素を取り入れているため、先がどうなるのかと気になってしまいます。ただ「チック」の域は出ないので、缶に入れた手紙を地中に埋めておくと勝手に過去に届いてしまう、その理屈は説明されないのですが。
さて、身近な人がもし自死してしまったら何か出来なかったのかと自分を責めるだろうし、鬱の連鎖が起きるかもしれない。周りが赤信号に気付くことは大事ですよね。ただ、この仲間達はきっかけもなく急に仲良しになるから互いの大切さが伝わらない。最初から最後まで青春の書き割りに見えて、クライマックスが長く感じました。
(*)SMGC=クラリスが勝手に提唱している「少女漫画原作映画shoujo manga gensaku cinema」の略
胸キュン度 |
10% |
土屋太鳳が声が小さくて上目遣いで美味しいとこ持ってくのが面白い |
共感度 |
0% |
転校生をひと目見ただけで仲良しグループに入れようとするのは顔で選んでるの? |
寸止めドキドキ度 |
30% |
私は足・腕のケガの応急処置にエロさを感じます |
山あり谷あり度 |
30% |
SFと友情と恋愛と心の病、合わせ技 |
俳優の魅力 |
10% |
今まで見た山崎賢人の中ではベストでした。ベスト・オブ・山崎賢人 |