好きって言えない!30代の少女漫画シネマレビュー

毎週土曜日、更新!レクター&クラリスによる30本の胸キュンレビューです

第27回「ハチミツとクローバー」を30代男女が勝手にレビュー

監督 高田雅博 脚本 河原雅彦・高田雅博
配給 アスミック・エース 公開 2006年
主演 櫻井翔 蒼井優
クラリスのレビュー

2倍速早送りの刑に処す
 「誰もが認める美術的な才能」を実物で表すのは、音楽の才能を実演で表すのと同じく難しいのでしょう。だからってキャンバスにとにかく色を塗りつけていく天才がやたら多くないですか。
 爽やかさを映像にするとこうなりますというようなシーンの連続。さらに音楽を乗せまくって切なさ大盛り。「これもまた青春ぽい」と客観視するようなセリフで照れ隠ししますが、あり余って胸やけしました。
 「才能と商売」は永遠のテーマで、監督=作る側の人がそこをどう突きつけてくるのか興味がありましたが、嫌なことを言うのは漫画的デフォルメキャラの役目にして逃げられちゃいましたね。一番腑に落ちないのは、森田が個展の目玉に出した彫刻を評論家がけなしたとき、はぐみが怒ったというくだり。森田もはぐみも完成品でないと認めていたから、むしろ評論家は正当な評価が出来ていたのでは。自分が言うのはいいけど他人がけなすのは許せないのでしょうか。

胸キュン度 10% 自転車でどこまでも行くの好き。ママチャリ大好き
共感度 0% 卒業もせず海外に逃げてたまに帰ってきてチヤホヤされたいやつは一生逃げてろと思う
寸止めドキドキ度 0% 何回も言うけど突然のキスはただの痴漢だからね
山あり谷あり度 10% 急に海に行ける大学生は、そりゃうらやましいよ
俳優の魅力 20% 加瀬亮あざとさを感じるくらい可愛い。いつもキュートな西田尚美が能面だ
レクターのレビュー

お休みです。

映画『ハチミツとクローバー』公式サイト

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