第21回「のだめカンタービレ最終楽章 前編」を30代男女が勝手にレビュー
監督 | 武内英樹 | 脚本 | 衛藤凛 |
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配給 | 東宝 | 公開 | 2009年 |
主演 | 上野樹里 | 玉木宏 |
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クラリスのレビュー
原作読んでナイ、ドラマ見てナイ、そんな私が公開7年後に見たら
とても気が散る映画でした。海外ロケーション撮影、大量の外国人エキストラ起用、ふんだんなCG、のっけから豪華。しかし「テレビドラマがヒットするって物凄いお金が動くってことなんだな。あぁ」と思うばかりで話に集中できません。物語を見せる手段が、主役になってしまっている印象。
さらに気が散る要因として、言語問題があります。主人公はじめ、外国にいるはずの日本人役者がしゃべるのは日本語のみ。外国人役者のセリフは全て日本語に吹き替えられている(口の形は外国語)。この不自然さは、あろうことか物語を中断して「こういう世界で進みますよ」とテロップで説明。さらに吹替俳優パロディ芸人なだぎ武、見た目外国人だけど関西弁チャドマレーン登場。気が散るう。これを面白さとして飲み込むのは私には難易度高かったです。
普段なじみのないクラッシック音楽をばっちり聴くことが出来たのは良かったけど、別に映画で聴く必要はないっちゃないですね。
胸キュン度 | 0% | 玉木宏が好みじゃないので。上野樹里は7年後「青空エール」で指揮者になります |
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共感度 | 10% | 芸術家同士のカップルって大変だろうなとは思う |
寸止めドキドキ度 | 0% | 外国では男女が抱き合ったくらいでヒューヒュー言わないと思う |
山あり谷あり度 | 5% | 上を目指す指導者と、時間に追われる団員の溝はどうやって埋まるのか楽しみにしてたのに、何も起こらなかった |
俳優の魅力 | 10% | 一瞬出てきた片桐はいりの存在感。と、吹替俳優ってやっぱり上手 |